弊社はスキー場で使用されるリフトチケットホルダーなどのビニール製品の製造などの販売を行っている会社で、今回特許取得を行なったのは、ゴーグルに装着するリフトチケットホルダーです。
実は日本で初めてリフトチケットホルダーを作ったのは弊社で、50年ほど前はシェアNo.1だったのですが、特許を取得しておらず、模倣品が次々と出てきて悔しい思いをした経験があります。また、奥村先生に新製品の試作品について意見を聞いたところ、未だ世の中にはないものだからぜひ特許を取得するべきと言われ、特許出願に至りました。
まず、申請までの過程を奥村先生にとてもわかりやすく教えてもらえ、製品の特徴をしっかりとヒアリングしてくださいました。出願後、似た文献があったため「拒絶理由通知」が来てしまい、私自身は取得を諦めかけていました。が、奥村先生はこの文献をじっくりと確認した上で当社の製品との違いを把握し、大阪の特許庁の関連部署まで同行して審査官に丁寧に説明してくれました。審査官との面談ではとても説得力があり、さすが元審査官だなと。
今回無事に特許を取得することができ、奥村先生の誠実で安心できる人柄に、この人がパートナーで本当に良かったと思いました。
弊社は土留工事を中心に、基礎杭工事・硬質地盤削孔工事・杭撤去工事などを行っています。
今回、特許取得をお願いしたのは、マンションやビルを解体する際、工事がとても安全に行えるようになる「杭キャップ」「杭キャッチャー」という杭を掴んだり引き抜いたりできる製品とそれらを用いた工法です。
奥村先生は、土木系の特許申請はあまり経験がないとのことでしたが、とても熱心に話を聞いて、理解しようと努めてくれました。専門用語が多くわかりにくいことばかりだったと思いますが、理解も早くてものすごく助かりました。
大阪の特許庁の関連部署へ面談にも同行して審査官に丁寧に説明してくださり、無事に特許を取得することができました。
弊社は半導体製造関連・電池製造関連装置の製造などを行っている会社です。
私自身も弁理士であり、奥村先生とは同期の間柄。かれこれ4年ぐらいのお付き合いになり、これまで30件を越える出願をサポートしてもらっています。
仕事面ではもちろん、人柄的にもとても信頼しているパートナーです。
奥村先生は最初に先行文献調査をしっかりしてくれるので、新規性がないような無駄な出願は事前に抑えることができ、あらかじめ先行文献と差のあるポイントを含んだ特許出願を行うことができています。
先行文献調査などのレポートを見ると、仕事がとても丁寧で毎回驚かされています。