初めて特許出願をするときなど、費用がわかりにくく不安を感じたことはないでしょうか。

このたび、弊所は株式会社パテンション（https://patention.jp）と提携して、希望される出願人の方に対して、定額制の特許権取得を推進することになりました。特許権取得には年単位の長い時間がかかるため、目の前の手続きを行うたびに当該手続きに対する費用を頂戴して少しずつ最終目的に向かっていくことが普通でした。

このやり方は、費用管理におけるリスクを減らすというメリットがありますが、反面、最終目的までの費用見通しがしにくいというデメリットがありました。そのため、小規模企業の方など、初めて特許出願する場合に不安を感じられることがあったと思います。

新たな取り組みは、定額（印紙代含む）を最初に頂戴し、特許権を取得するというものです。さらに、仮に拒絶査定となり特許権が取得できない場合は、調査にかかる費用を除いて最初にお預かりした費用のほとんどを返却します。

特許出願や拒絶理由対応などの中間処理は今まで通り弊所の弁理士が責任をもって行いますので、品質や納期の心配はありません。また、弊所の弁理士が何らかの理由により出願後の業務を担当することが不可能になった場合に別の弁理士が引き継いで業務を進めるための仕組みも準備中です。これにより当初にお預かりした費用を無駄にすることなく特許権取得に対する取り組みを進めることができます。

この新たな取り組みに対して、ご質問や本取組をご希望の方があられましたら、ご一報ください。